Part.2【30年前から現在でも存在するコピー品】バブル期に大流行したブランドアイテム
バブリーなアイテム
今回は前回に引き続き、バブル期に大流行し現在も人気の高さから偽物が出回り続けているアイテムをご紹介致します。
今も昔も偽物は中国・東南アジアで製造されている物が多く、極めて本物に近い作りのスーパーコピー品が出てくる前はかなり粗末な作りの物がほとんどでした。
バブル期には非常に派手なアイテムが好まれ、遠くからでも一目で分かるシャネルのアクセサリーはたくさんの方が使用していたと聞きます。
しかし、当時の物が実は本物ではなくコピー品だったというケースは非常に多く、現在ネットフリマ等に出品されている物の中にも堂々と偽物が紛れていることがあります。
現在購入を検討されている方も、昔買ったアイテムを買取店に持っていく予定の方も、雑な作りであれば一目で分かることもございますので一度確認頂きたいので是非とも最後までご覧頂ければと思います。
CHANEL/シャネルアクセサリー
シャネルのアイテムを見るときにはロゴのココマークが正確かどうか必ずチェックしましょう。
本物はココマークはバランスがとれており字体や形も綺麗に整っておりますが、偽物の場合は滲みや歪み【C】と【C】の重なり具合に違和感があります。
右のように2つの【C】がつながってしまっている物は偽物の可能性が高くなり、その他の部位の偽物のポイントも見つかる可能性が高いです。
ちなみに、洋服等のプリントされたアイテムのココマークは繋がっていますのでご注意下さい。
シャネルのイヤリング・ブローチ等のアクセサリーには刻印されていることが多く、刻印の有無で真贋判定・買取金額も変わってきます。
全てのアクセサリーに刻印がある訳ではありませんし経年劣化によって消えてしまっている場合もございます、さらに偽物であってもしっかりと刻印している物もございますので刻印されているだけでは本物とは信用できません。
しかしやはりこういった部分を省いている偽物が多く、この刻印は製造国・製造年・コレクションを表すものであるため刻印されていれば偽物と本物を見抜く重要なポイントの一つになるといえます。
LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン ノエ
バブルの頃に流行ったブランドといえばヴィトンという声も多く上がるかと思います。
実際に当時の物をお持ち込み頂くことが多く、スピーディ・キーポルといったヴィトンの看板ともいうべきモデルはもちろん
ヴィトン製品をお見積りさせて頂くことが多い中で、当時特に流行っていたのは巾着型のノエなのかなといった印象です。
ノエに限らずヴィトンのバッグをチェックする際には多くの共通点がございます。
雑な作りのコピー品の場合、ヴィトンの【L】と【V】の太さのバランスが悪く一目で偽物だと判別できます。
ヴィトン製品のほとんどの部位の縫製は右肩上がりの縫われているため、たとえ綺麗に縫われていたとしても一つのバッグの全ての部位が真っすぐ縫われていた場合は注意です。
全てのヴィトン製品には製造番号(シリアルナンバー)が記載されており、前半のアルファベットと後半の数字の組み合わせによって何年の何週(何月)にどこの国で製造されたかということが確認できます。
アルファベットと数字が存在しない組み合わせだった場合はほぼ偽物かと思われますので是非ともご確認下さい。
ちなみに、最近のヴィトン製品はこの製造番号が記載されておらず小型のチップを埋め込んでいるため、昔のモデルではなく最近の物であれば製造番号がなくても問題ありません。
最後に
お客様にお持ち込み頂く中で、ご自身のアイテムが本物だと思っているポイントとしてよく耳にするのが
『海外の免税店で購入したから本物でしょ?』というフレーズです。
現在でも被害に遭われている方もいらっしゃいますし、1980年代~1990年代の海外の免税店は今ほど管理されていなかったので偽物はかなりの数が紛れ込んでいました。
特に、ヴィトン・シャネル・プラダといったブランドは日本人に好まれ日本人が大好きなハワイの免税店で購入したという物の中に偽物が多く紛れ込んでいたそうです。
といっても昔のバッグは正規品であっても作りが粗い個体もございますので、現在ネットで販売されているアイテムの真贋が気になる方や、現在お持ちのバッグが本物かどうか知りたいという方は、一度お気軽に弊社株式会社ROYALにお問合せ下さい!
弊社株式会社ROYALではブランド・ジュエリー・時計のお買取りはもちろん、ネットフリマでの返品の際に必要な鑑定証明書の発行も行っており
買取ビジネスをお考えの方に向けた買取ビジネス支援サポートプラン、既に開業されている方に向けた買取マニュアル研修といったプランもご用意しておりますので、是非とも一度お気軽にお問合せ下さいませ!
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