LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン・オンザゴーのコピー品
2019年に誕生して以来、そのデザイン性から爆発的な人気でヴィトンの公式サイトでは一時期品切れ状態が続いていました。
2023年現在も非常に高い人気を誇り、次々に新たなモデルが発表されています。
ネットのフリマサイト等でも数多く販売されており、業者間の中古市場でも毎日取引されています。
しかしそれだけ人気ということでコピー品も多く出回っております、特にネットで安い物を見つけた場合は要注意です。
そこで今回はオンザゴーの真贋ポイントとなる注意すべき点をピックアップいたしますので、購入検討中の方は是非とも最後までご覧いただけたらと思います。
オンザゴーとは
オンザゴーは2019年に登場して以来数多くのモデルを発表しており、カラーとサイズの組み合わせもバリエーションを含めると実に20種類以上になります。
サイズは販売当初はGMサイズしかありませんでしたがその後PM・MMサイズが展開され、たくさん物が入るけど少し使い辛かった面が解消されました。
ちなみに「オンザゴー」という名前は、「On the go」「いつも活動している/忙しい」という意味を表しており、忙しい方に向けた大容量のバッグになりますので、収納力に優れた実用性に富んだバッグと言えます。
オンザゴーより前に「ネヴァーフル」というモデルが発表されており、こちらも大口のショルダータイプでそのデザインからプライベートでもビジネスでも使用できると大変な人気を誇りました。
また、その容量から男性の使用者も非常に多くいらっしゃります。
バッグ内金具の形状
バッグ内の金具部分は本物の場合、持ち手のファスナーと開閉のファスナーの2つを使用して作られていますが、画像のコピー品は持ち手・開閉ファスナー・この2つを連結させるリング、この3つで作られています。
最近はとても精巧なスーパーコピー品等が出回っており、こういった部分も正規品と同じように作っていることもございますが、雑なコピー品は画像のような物もございますので是非とも確認してみて下さい。
また、コピー品の金具は本物に比べて重量感がありませんので明らかに安物感があります。
バッグ内のつなぎ目
バッグ内の布と布をつなぎ目にご注目下さい。
本物は綺麗にとめられていますが、コピー品は内貼りにつなぎ目がはみ出しています。
ハイブランドのアイテムでこういった処理は起こりえないので、こちらも一目で正規品ではないと判断できるポイントになります。
ロックハンドルの革素材
バッグ内のロックハンドル上部の革素材は販売当初とその後に販売されたモデルでは色が異なります。
販売当初はモノグラムリバースとよばれるラインで
その後は耐久性を強くするために黒色に変わっています。
少し分かり辛いですが、モノグラムリバースでも黒の革であっても、金具の根本部分の素材はそれぞれ2種類の色が確認できますよね。これがコピー品になると
根本とバッグ土台に使用されている色が全く一緒です、こちらも気付きにくい点にはなりますが少し注意すればすぐに気付けるポイントなので是非ともご確認下さい。
ハンドル部分の金具
ハンドル部分に使用されている金具にも違いがあり
側面に何も刻印が見られないシンプルな作りになっているのに対し、コピー品は
ブランドネームのような刻印が確認できます。
前述したポイントもそうですが、コピー品は本物には存在しないにも関わらず追加されているデザイン等があるので要チェックです。
ハンドル付け根のモノグラムフラワー
写真左が正規品、右がコピー品になります。
正規品はハンドルの付け根とモノグラムラインのフラワーが重ならないように作られていますが、偽物ははっきりとフラワーの上にハンドルがきてしまっています。
ちなみに、こちらモノグラムフラワーの真贋に関してはオンザゴーGMサイズのポイントになり、MMサイズの場合は付け根部分と被ってしますがそれが通常になります。
底面のモノグラムフラワー
オンザゴーは底面にも一工夫を凝らしており、底面にあるモノグラムフラワーの配置にも注意してください。
このポイントは本物と偽物が逆転しているんじゃないかと思われますが、本物の場合底面のフラワーが左右非対称になります、そして偽物の場合左右対称になっています。
パーツとパーツのつなぎ目にはこういったチェックポイントがあるので、是非ともご確認下さい。
最後に
いかがだったでしょうか?
オンザゴーは今回ご紹介したモデル以外にも様々なサイズ・カラーが展開されており、それぞれによって見るポイントが変わってきます。
現在お持ちのバッグの真贋が気になったり、現在検討中のアイテムの真贋が気になった際には是非とも
弊社、株式会社ROYALにご連絡下さいませ。
ブランドの真贋判定・鑑定書の発行を行っております。ジュエリーの査定・時計の見積もりなども行っておりますので。
何か少しでも疑問がございましたら是非ともご相談下さい。