Dior/ディオールのコピー品にご注意下さい
1953年に日本で展開されて以来、日本中の女性からの支持が非常に高いディオール。
昭和から平成にかけての人気はもちろんのこと、令和に入ってもブランド競争の最前線にいます。
そんなディオールのアイコンともいうべきバッグ「レディディオール」は1995年に誕生し、20年以上経った現在が最も人気があるといっても過言ではありません、需要ばかりが高まり相場よりも10万円~15万円程高くでの取引もされているほどです。
それだけの人気となるとコピー品が製造されやすく、実際に精巧なコピー品が出回っております。
かなりの数のコピー品が出回っておりますので、正規店・直営店意外で購入された場合知らず知らずの内に偽物を掴まされている可能性もございますので
今回はレディディオールの真贋ポイント、またその他のお得な情報をご紹介致します。
ご一緒にお手元のディオール製品でご確認下さい。
ブランドタグ(刻印)
ブランドのロゴというのは、そのブランドの象徴となりブランドの顔です。
とても重要な部分になるためハイブランドのロゴは様々な工夫が凝らされております。
ディオールの場合「Christian」の「s」に注目して頂くと、本物のロゴの「s」は若干傾いているのが確認できます。
これはバッグだけでなくアパレル品の首タグ等でも判断できるポイントになり、真っ直ぐの「s」になっている場合まず本物ではない確率が高いといえます。
加えて頭文字の「C」も、本物と偽物では頭の部分が若干異なっているのが分かるかと思います、本物の「C」は釣り針のようになっておりますのでこちらにもご注意下さい。
金具部分の刻印
ディオールのバッグには底鋲(そこびょう)と呼ばれるバッグの底部分に4つの金具がついていたり、それ以外にも様々な金具が使用されておりそれぞれにクリスチャンディオールを意味する「CD」という刻印が入っています。
このCD刻印は本物の場合丸みを帯びた作りになっており、偽物のように縦長な字体「C」の内側が真っ直ぐになっていることはありません。
こちらもタグと同様肉眼で確認できますので、是非ともご覧下さい。
ショルダー金具
ショルダーバッグや2wayバッグについてくるショルダーストラップにも判断できるポイントがございます。
本物はしっかりとかみ合っているのに対して、偽物はしっかりとズレています。
ディオールのようなハイブランドでここまで酷い作りの金具はありません、しかし多少のズレ程度であればこのポイントだけでの判断は難しいので他のポイントと組み合わせて判断しましょう。
一つ前の金具部分の刻印とストラップ等は作りはもちろんのこと、金属加工した際に発生するバリの処理にも注目です。
雑な作りのコピー品の場合、バリの処理が甘くひっかかりが残ったままになっている物もございます。
ファスナー金具
ブランド品のバッグは特定のファスナーのみを使用しているところもあり、ディオールの場合「LAMPO」のファスナーを使用していることがほとんどで、その他には「Christian Dior」という刻印の入ったファスナーがございます。
ファスナーの刻印が確認できるのはファスナーの裏側なので見辛く見逃しがちですが、一度ご確認下さい。
「LAMPO」の字体にも特徴があり、刻印が雑であったりメッキ部分に多く歪み・へこみ等が確認できた場合は偽物の確率が高まります。
こちらのようにそもそもの刻印がなにも彫られていない場合は、ほぼ偽物であると考えてよいかと思われます。
また「Christian Dior」の刻印があったとしても「LAMPO」と同じくその作りにも注目しましょう。
雑な刻印や明らかな違和感があれば警戒すべき品かもしれません。
レディディオールの真贋ポイント
レディディオールにはディオールのアルファベットが特徴的な大きなチャームが付いており、その作りからもある程度の判断ができます。
【正規品】
【コピー品】
「CD」刻印は正規品の場合上下で違いが見られますが、コピー品は上下共に同じ作りになっています。
ディオールのチャームの金具部分も、正規品の場合バランス良く綺麗に作られていますがコピー品は少し違和感を覚える雑さになっています。
最後に
いかがだったでしょうか。
ディオールのアイテムは非常に人気があり、毎日のように高値で取引されておりますが人気な分コピー品もかなり出回っております。
実際に、非常に精巧なスーパーコピー品が買取店に持ち込まれ詐欺被害がでております。
必ず本物を手にしたいとお考えの方は、正規店・直営店以外のネットでの並行輸入品の購入や海外の免税店での購入は避けましょう、正規店とは仕入れルートが異なり仕入れの段階でコピー品が混ざっており購入してしまったというパターンも実際にございます。
また、これから買取業を開業しようとお考えの方は上記のような真贋のポイントを把握していく必要がありますが、真贋方法の覚え方としては「偽物はこうなっているはずだからここに注目!」ではなく「本物はこうなっているはず!」という風に本物の形を覚え、実際に偽物を見たときに違和感を覚えるようになりましょう。
偽物だけに必ずある共通のポイントというものもないので、本物以外を弾いていく・少しでも違和感を感じる為に精査する・違和感を感じてからネット等で本物と見比べるという流れで勉強していきましょう。
弊社、株式会社ROYALではメルカリ・ラクマ等のフリマアプリで購入したブランドの真贋判定(鑑定書の発行)の他にもジュエリー・高級時計の見積もり査定も行っております、査定自体は無料で行っておりますのでお気軽にご相談下さいませ。
またこれから買取店を開業しようとお考えの方に向けて、大手買取店FC加盟店契約よりも3分の1~4分の1の金額ですむ買取店完全独立サポートも行っております。
商品の見積もりや卸し先の紹介・買取接客研修等その他諸々、買取店開業に際して必ず必要なノウハウをお教えしております。
少しでも気になられたらこちらも是非ともお気軽にご相談下さいませ。