金貨や記念金貨の買取について

世界で初めて金貨が製造されたのは紀元前7世紀~6世紀だといわれており、実に約2500年~2600年程前の太古の時代から金には価値がありました。
そしてわが日本国では、8世紀中ごろに日本で最初だと言われている金貨「開基勝宝」が製造されました。
この金貨は、当時一般的にまだ金銭が必要でなかったため数が多く製造されておらず主に貴族への贈答用に作られたそうです。
そこから1300年間様々なタイミングで金貨が製造され、日本製の金貨だけでもかなりの種類があります。
現在こういった世界中の金貨を資産として確保するコレクターを見ることが出来ますが、実はコレクターというのは昔からいてそういった人達のおかげで現在まで現存しているレアなコインもございます。

今回は、そういった金貨についての色々・見つけた場合はどうすればよいいのか、をご紹介致します。

目次

金貨とは

 金は世界的に価値の安定した資産になり、実物で保有することができるため非常に人気が高く、その金を通貨型もしくは収集型の2種類の金貨に製造することによって物によっては発行枚数・歴史的価値等によってさらにプレミア価値が付き取引されています。

日本の天皇の即位・在位・成婚のタイミングで発行された10万円及び5万円の効力を持つ金貨は世界的に見ても珍しく、日本以外の国でいうと収集型の記念金貨がほとんどになります。
有名なところだとアメリカのイーグル金貨・中国のパンダ金貨・オーストラリアのカンガルー金貨・南アフリカのクルーガー金貨等で、それぞれの発行枚数が決まっており近年の金の資産保有(コレクターズアイテム)のブームにより年々手に入れづらくなっています。

ここ数年の未曾有のパンデミックにより貴金属の相場がかなり高騰したことにより、10年前~20年前の金価格の2倍かそれ以上の金額で売却することが可能です。
1g単位での取引が可能で、2021年時点で6,909円/gの金額が付き、今年2023年3月時点で9,000円/gを超えたためこの2~3年でも2,000円前後も高くなっており、今後の世界情勢によってはさらに高騰することが予想されます

日本の代表的な金貨

 日本製の現在一般の方が保有している数が多い金貨は、天皇皇后両陛下の御即位金貨・御在位金貨・御成婚金貨の三種類になり。
弊社の場合、昨今の金相場の変動にせいもあり1週間~2週間に必ず一枚は持ち込まれており、多い時は週に4~5枚の持ち込みもあります。
三種類の中でも最も大きい御即位金貨は当時10万円前後で販売され、現在売却すると約27万円前後になりかなりの差額があるということで持ち込みが増えています。

収集型の金貨は、長野オリンピック冬季競技大会・ワールドカップ金貨・東日本大震災復興事業記念等、最近では2020年の東京オリンピックの開催記念金貨等があり、これらもあまりプレミア価値というのは付きませんが発売された当初に比べると価値が上がっている品になります。

海外の有名な金貨

 アメリカのイーグル金貨はK24ではなくK22になり現在は以前ほどの人気がないので付加価値はあまり付きませんが、それでも相場の影響もありかなり良い価格で取引されています。
アメリカはインディアン金貨も有名で1907年から1933年にかけて製造されており、かなりの人気を博した為偽物の数も非常に多く取扱いには注意が必要な品になります。

カナダのメイプルリーフ金貨は各国の造幣局の中でも特に信頼度の高い王室造幣局によって管理されており、純度も高いため保有される方が非常に多いです。
金の他にプラチナもありこちらとセットで保有されている方もいらっしゃります。

オーストリアのウィンナホルン、ハーブ、チェロ、ビオラ、バイオリン、ファゴットの6つの管弦楽器の絵で構成されたウィーン・ハーモニー金貨は、純度が非常に高く重さもあるので現在かなりの高値を付けています。

最後に

 いかがだったでしょうか。
日本は世界的に見てもかなり金貨の種類が多い国になり、日本で製造される金貨は日本の造幣局はスイスの王室造幣局と次ぐ信用性があるため世界的にみてもかなり人気が高いと言えるでしょう。
海外の金貨の中には、偽物ではないにしろ刻印されている品位よりも実際の品位が低いということもございます
付加価値(プレミア価値)以外の部分で計算する場合は完全な地金のみの計算によって金額を出しますので、持ち込んだ買取店等にそのように伝えられたら信用して売却して問題ないかと思います。
しかし、中にはグラムを改竄したり虚偽の品位を伝えてくる悪質なお店もございますので、少しでも怪しいと感じましたら一度弊社株式会社ROYALにご連絡下さいませ。
貴金属の品位を測定する専門機関の下お買取りさせて頂くことができます

また金貨の他にも、ブランドの真贋判定(鑑定書発行)ジュエリーの鑑定時計の鑑定等も行っております。
査定(見積もり)は無料ですので是非とも一度ご相談下さいませ

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