大人気モデル ヴィトン/スピーディのコピー品について
ヤフオク・メルカリ・ラクマ等のフリマサイトでの購入にお気を付けください。
1930年代頃に誕生し、現在まで人気が衰えないLOUIS BUITTON/ルイ・ヴィトンの看板モデル、スピーディシリーズ
スピーディというモデルだけでも少なくとも7種類のサイズに分けられるほどの人気のバッグです。
1978年に東京・大阪と日本に上陸して以来、バブル期には爆発的な人気を誇りその後も安定した需要が続きここ数年でまた人気が再燃しています、昨今のネットフリマの普及により個人での売買が可能になったことが大きいかと思われます。
普及前はどこかしらの店頭で購入する必要があったため、正規店以外ではブランドを生業としている専門業者が目利きした商品を購入することである程度偽物を掴まされることは少なかったのですが、現在は個人間で気軽に購入することができるようになったため被害者が増加の一途を辿っています。
弊社にも様々なブランドが存在する中で、群を抜いてヴィトンの鑑定依頼が殺到しております。
今回は、スピーディを含めたルイ・ヴィトンのコピー品の見分け方をご紹介致しますので、現在お持ちの方は一緒に確認して頂けたらと思います。
チェックポイント① ブランド刻印
こちらをご覧頂くと、革部分の形が違うことが分かるかと思います。
上の画像はスタイリッシュな形、下は少しボテっとした形。
正規品は上の画像のバッグで、字体での判断は年代によって様々な形があるため一概には正規品は必ずこの字体だと判断することは難しいですが、下画像のこの形の革はほぼ存在しないと言えます。
チェックポイント② ビス(留め具)
ヴィトン製品の多くに使われているビスの形は真贋の判断の大きなポイントの一つです。
上画像が正規品で、下画像に比べると少し立体的に丸みを帯びているのに対し偽物はぺったりと平坦な作りになっています。
刻印を見てみても、正規品は溝の深さが一定で文字が潰れることなく接合されていますが偽物は溝が浅く所々にムラが見られます。
ところが、ここ最近のコピー品の中でも精巧に作られた物だとビスだけ本物、カデナと呼ばれるバッグに付属してくる南京錠だけ本物といったように、アイテムの所々に少しだけ本物の部位を取り入れるという手法が施されている物もあるためビスの形が問題無ければ必ず正規品とは言い切れません。
そのため、各部位の総合点で真贋の判断を行っていきましょう。
チェックポイント③ 製造番号(シリアルナンバー)
ヴィトンのアイテムには、何年の何月/何週にどこで製作されたかというアルファベットと数字が刻印されています。
こちらですと【SP】がフランスで、製造年は2番目と4番目の文字で判断するため1993年の
何月または何週と判断するのは1番目と3番目の文字ですので5週目に製作されたということが分かります。
コピー品であっても前述した通り最近は本物に近づけることが多いので、存在する年代を刻印している物もあります。
しかし偽物の中には
このように何も刻印していない雑な物もあるので、しっかりと確認しましょう。
尚、2021年からはシリアルナンバーが無いRFIDタグと呼ばれる埋め込み型のICチップが導入されているため
最近のモデルの場合は刻印がございませんのでお気を付けください。
まとめ
今回ご紹介したポイントは、製造年がかなり古いバッグの場合には製造番号の桁が違っていたり・ポケットが付いていない等該当しないこともございます。
ですのでご自身での判断が難しい場合は一度、弊社株式会社ROYALにご相談下さいませ。
フリマアプリで偽物を購入してしまった場合、返品するにはブランド本社の判断か第三者機関での鑑定書の発行が必要になることが多いので、そういった場合のご相談も受け付けております。
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