【コピー品に注意】IWCの偽物のポイント
偽物横行中
スイスの高級時計として高い品質・デザイン性から、時計好きの間では高い評価を受けているIWC。
高級時計の中でも、派手さを抑えた落ち着きのある大人の格好良さを秘めたIWCは世界だけでなく日本でも大変人気があります。
一生モノとして購入される方が多いのでそもそもあまり中古市場には数が出回っておりませんが、ひとたび出品されれば数十万円から数百万の金額での高額取引が行われております。
そんなIWCの偽物が現在、ヤフオク・メルカリ・ラクマといったネットフリマにて見かけることがあり値段が明らかに正規品の定価に比べると安かったとしても作りが極めて本物に近かったので購入してしまった、というご相談を頂くことがあります。
前提として高級時計をネット上で購入するという場合、そういったリスクは必ず付き纏いますので必ず本物が欲しいという方は正規店・代理店・公式サイト以外での購入は控えることをおすすめします。
今回はIWCの本物と偽物の違いをご紹介致しますので、近々購入を検討しているという方は是非とも参考までにご覧下さいませ。
ネットフリマで偽物を購入してしまい返品したい、といった場合に必要になる証明書もご説明致しますので最後までご覧下さい。
チェックポイント① 針
長針・短針・秒針等の針は洗練された技術によって成り立っており、偽物の場合注視すると粗を発見できることがあります。
こちらの画像では針の先端が少し尖っているのが確認できます。
これはデザインではなく最終的な処理の甘さによるものであり、バリ(金属加工時の痕)の処理が隅々まで行き届いていないことが分かります。
バリの処理と同じく全ての高級時計に言えることとして、本物であれば細部まで丁寧に処理されており手に持った時に引っ掛かりを感じたり角を感じる場合は偽物の可能性が高いということです。
拡大しないと分かり辛いのでかなり気付きにくいポイントになりますが、スーパーコピー品であっても本物と偽物とでは必ずどこかに違いが存在するので要チェックポイントです。
チェックポイント② 文字盤
時計の文字盤は塗料で文字を装飾していることが多く、塗布する技術も真贋の判定に繋がります。
こちらは本物の文字盤で【12】の塗料は完璧なバランスで塗られています。
対して偽物は
幅に均一性が無く所々細くなったり太くなったりと歪なバランスをしています。
【6】の先端の下地に沿って塗られておらずこちらもバランスが悪いですね。
IWCに限らず世界的に有名な時計メーカーは、こういった隅々まで完璧に設計しているためこのようなズレは見られません。
チェックポイント③ ベルト
ベルト製造にも各ブランドで緻密な設計がされているため、偽物と比較した場合見破りやすいポイントの一つになります。
本物はステッチも綺麗に縫われておりベルト穴にも何も違和感を感じません。
こちらは偽物になり、同色で見え辛いですがステッチが歪んでおり赤丸部分も綺麗に処理できていません。
こちらは使用後や経年劣化というわけではなく、そもそも本物であれば使用したとしてもこういったことにならないようにしっかりと処理されています。
最後に
普段バッグや時計等のブランド品とあまり関わることがないと、偽物であっても『こういったデザインなのか』と納得してしまうことがあります。
ですので、どれだけ信頼・信用がある相手から購入する予定であっても正規店・代理店・公式サイト以外で購入する場合は必ず同じモデルの正規品と見比べましょう。
もしネットフリマでどうしても欲しい物があった場合は、上記の針の写真のような撮影するのに多少手間がかかるような写真であっても必ず細部まで要求しなるべく偽物を購入するリスクを回避しましょう。
既にネットフリマで偽物を購入してしまったという場合は、返品の際にブランド本社での真贋判定か第三者機関での鑑定証明が必要になるとが多いため、運営に確認し鑑定証明書が必要だった場合は一度弊社株式会社ROYALにご相談下さいませ。
弊社株式会社ROYALではブランド・ジュエリー・時計のお買取りはもちろん、ネットフリマでの返品の際に必要な鑑定証明書の発行も行っており
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